去る11月25日、KIZUNA JV 株式会社は、ロンアン省カンジュオック区のKIZUNA本部にて、お客様感謝デーを開催いたしました。式典には、KIZUNAのパートナーやお客様だけではなく、ベトナムの地方行政機関、在ホーチミン日本国総領事館、また日本貿易振興機構(JETRO)から代表者の皆様にもご臨席いただきました。
式典では、KIZUNA JV 株式会社のドアン・ホン・ズン取締役会長が、全ての入居企業様に対し、ベトナムでの事業発展の過程を共にするパートナーとしてKIZUNAを信頼し選んでくださったことについて、感謝の気持ちを伝えました。また、ズン会長は、今日のKIZUNAレンタルサービス工場の功績の多くは、皆様からのご協力のおかげであり、KIZUNAのサービスをより良いものにしていくために、今後も引き続き皆様からのご意見を賜りたいと述べました。
さらに、ズン会長は、KIZUNAレンタルサービス工場の入居企業様が初期投資の法的手続きを迅速に行えるようサポートしてくださり、また稼働中の法的手続きの困難を乗り越えられるようご尽力くださった地方行政機関の皆様にも、感謝の気持ちを伝えました。
「皆様からのご信頼とご支援にお応えするため、KIZUNA JV 株式会社は、安心で安全な作業場、初期投資及び稼働中の法的サポート、各種支援サービス及び物資の共有サービスといった必要不可欠なサービスを通して、入居企業様に『効率的な生産環境』の提供を続けていくことをお約束いたします。」(ズン会長)
お客様を代表して、Pasteur Street Brewing CompanyのCEOデイヴィット・バーン (David Byrn) 氏は、KIZUNAレンタルサービス工場について、企業の問題をいつも快く最短時間で解決してくれるすばらしいパートナーだと述べられました。「特にインフラはすばらしい。作業場がまだきれいで空気がクリーンなうちに定期保全を実施してくれる。ここは、自分のお客様に来ていただき、私たちがしていることを見ていただくのに理想的な場所。KIZUNAを選んで満足しています。」(デイヴィット氏)
新しくKIZUNA 2レンタルサービス工場 のファミリーに加わった電子部品製造会社ITSWELL VINAの代表取締役リ・ウォン・イル(Lee Won Il)氏は、KIZUNAレンタルサービス工場に入居できて幸運だと述べられました。またリ氏は、KIZUNAがホーチミン市に隣接した魅力的な立地だということに加え、様々な困難があった稼働開始当初、KIZUNAのスタッフはいつも全力でサポートしてくれたと述べられました。「KIZUNAを選んでとても満足しています。もしロンアン省で進出先を探している方がいれば、私はその方々に自信を持ってKIZUNAをお薦めします。」(リ氏)
式典の中で、在ホーチミン日本国総領事館代表のコバヤシアキコ氏は、日本の中小企業がベトナムで活発に稼働している現状を踏まえ、初めてベトナムを訪れた企業が安心して生産できることを保証するために、きめ細かい支援サービスの早急な提供がこれまで以上に求められており、KIZUNA はそうした企業の要望を満たしていると述べられました。
また、本企業によるベトナム進出の見込みは増え続けているとコバヤシ氏。現在、ベトナム日本商工会には約1,600の会員が集まっており、上海・バンコクの日本商工会に続き世界で第3番目の規模となっています。ベトナムのマクロ経済情勢により、特にホーチミン市は安定した経済成長に貢献しており、多くの自由貿易協定が締結されています。コバヤシ氏は、ベトナムと日本企業とは多くの投資協力の機会があるという確信を述べられました。
2012年8月の創立以来、KIZUNA JV 株式会社はこれまでに工場面積合わせて86,000平方メートルからなる3つのレンタル工場※を建設し、117の工場を提供してきました。この4年間に、主に食品加工、縫製、電子部品製造などの分野で、日本をはじめ、韓国、オーストラリア、シンガポール、ドイツ、フランス、アメリカなどの12カ国から、80企業様が入居されています。KIZUNAは2017年、ロンアン省でさらに15,000平方メートルのサービス工場の建設を予定しています
※ホーチミン市レミンスアン工業団地にあるECOファクトリーと、ロンアン省カンジョック区にあるKIZUNA 1・KIZUNA2 レンタルサービス工場。
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